住職– tax –
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「涅槃図」
まだ涅槃会には半月ほどありますが、今年も早々に「涅槃図」を掛けました。よろしければご覧ください。 善信寺の涅槃図は作者はどなたか存じませんが、大幅の立派なものです。江戸時代のものと伝えられておりますが、だいぶ表装が古くなりましたので、... -
『法光 正月号』
年末年始にお寺にお参りの方に差し上げている、臨済会発行の冊子、『法光 正月号』ですが、今回は京都嵐山の天龍寺僧堂師家の阪上宗英老大師が寄稿なさっておられます。この阪上老大師、実は一度、善信寺においでくださっているのですねぇ。って、私も... -
般若札作成
毎年1月5日に大般若のご祈祷をいたします。その際にお檀家さん方にお配りする般若札を作成いたしました。中の紙に判子を二つ捺し、外の紙に一つ捺します。印肉が乾くまで一週間ほど広げておき、乾いたら糊付けして、赤い帯を巻いて出来上がりです。50部... -
位牌堂の掃除
早いものでもう12月も半ばに到ろうとしています。先日、歳晩作務のひとつとして、位牌堂の掃除をしました。お檀家さんからお預かりしているお位牌、寺の歴代ご住職方のお位牌、開山さまの木像、前の本堂のご本尊の観音さま、そのほかの仏さまを一つひと... -
隣寺閑栖和尚遷化
隣のお寺の閑栖和尚さま(かんせいおしょう ご隠居さまのことです)が亡くなりました。まずは通夜と密葬を済ませ、本番は津送という本葬です。亡くなったのは11月ですが、津送は来年の3月に行います。だいぶ時間があきますが、それだけ準備も大変という... -
柚作務
先日、お墓の柚の木になった柚の実を使い、「柚ごしょう」を作りました。先代が作っていたときにお手伝いくださったお檀家さんが、今度は私の家内に手ほどきをしてくださいました。先代は母親、つまり私の祖母から製法を伝授されたそうです。このように... -
「元気でね」
先日、善信寺のお檀家さんが亡くなりまして、葬儀をさせていただきました。無事に通夜、葬儀も終わり、いよいよ最後のお別れのとき、棺桶にふたをする直前、亡くなられたご主人に対して奥さまが、「元気でね…」とお言葉をかけていらっしゃいました。この... -
新しいお霊具膳
仏様にご飯を差し上げるお霊具膳(おりょうぐぜん)がだいぶ古くなってまいりました。塗りがはげてきましたので、新しいものを購入したいと思っておりましたら、家内がお位牌堂の物置から新品を見つけてくれました。昭和50年に本堂を再建し、そのときに... -
冬到来?
立冬はまだ先ですが、一気に季節は冬といった感じですね。風に頭がすーすーしております。でもまだ法衣は夏のまま。衣替えは11月1日です。以前は10月5日の達磨さんのご命日、すなわち達磨忌が衣替えの日だったように思いますが、最近は温暖化が進んだせ... -
ちょっと冬支度
季節が一気にまわった感じがしますね。秋をとばして冬が来たような気がいたします。冬支度というほど大袈裟なものではありませんが、季節の変化に伴い、本堂で少し作務をいたしました。 ひとつめは、座布団の模様替え。一度干してから、夏用のカバーを...