先月、方広寺におきまして、住職・副住職研修会が開かれました。「四派合同」という形で、臨済宗の方広寺派、建長寺派とあともう二派で行われました。「あともう二派」なんて頼りない書き方ですが、開催要項を見ても、当日資料を見ても、四派というのがどことどこの宗派なのか、どこにも書いてないんですよねぇ。ごめんなさい。ただ修行時代の先輩が参加予定とうかがっていて、その方は鎌倉の建長寺派なので、ああ、方広寺派の他に建長寺派も参加しているのだなとはわかりました。残念ながらその先輩は急なご法務のため欠席となり、久し振りの再会はお預けとなりましたが…。
最初の講義は、方広寺の管長の安永 祖堂猊下のご講義でした。元は大学の教授でいらした猊下ですので、いつも私共不勉強の者にもわかりやすくお話しくださいます。
講義の最初に、「お忙しい中、大勢の皆さまにご参加いただき、ありがたく思います。本日はなにかしら持ち帰られる物があれば、あるいはなにかしら捨てていける物があれば幸いです」とのお言葉があり、禅宗坊主である我々には、ぐっと心に刺さるものがありました。実際、周囲のお坊さんたちの様子も、ぴくっと反応する方あり、姿勢が改まる方ありで、「何でお前が?」とお思いでしょうが、なんだか妙にうれしくなってきてしまいました。また講義のおしまいにも、「プロフェッショナルの坊主とはなにか」という質問を私たちに投げ掛けられ、一同、重大な宿題をいただいたような気がいたしました。日頃の生臭坊主、懈怠坊主にも刺さる、いいお言葉をいただきました。
方広寺での研修会


