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守り刀

 善信寺には守り刀が伝わっております。脇差ですが、江戸時代のものですかね? 言われは残っておりませんので想像するしかないのですが…。と言うか、言われ云々よりもこの刀は、今建っている庫裡を建て直すときに、前の庫裡の床下から出てきた物だそうです。わざとそこに置いてあったのか、それとも何かの折りに紛れてそこに入ってしまったのかわかりませんが、先代住職が発見し、ぽろぽろに錆びていたものを研ぎ直して、拵えもきれいにし、登録し直したという物です。
 以来、床の間にただ置いてあったのですが(当然、本身である刀身は、白さやに入れて、鍵がかかる場所に保管してあります)、やはりきちんと見た目よく飾りたいと思い、刀立てを購入いたしました。と言っても千円もしないものですが…。ただこれは本差用の物で、脇差用にはちょっと背が高すぎましたので、自分で剃刀鋸で慎重に切って、丈を縮めました。
 私もあと何年、善信寺の住職を務められるかわかりませんが、次代の方のために、伝えるべき物はきちんと保管、手入れ、管理と思っております。急ぐことでもないとは思いますが、確実に…。

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