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木魚

 今年は雨が少ないですね。年を越してから降ったのは、浜松では二日ほどでしょうか。空気が乾いているため、火事も心配です。先日も山口県のお寺が全焼し、一家五人の方が命を落とすという痛ましい事故がありましたね。ご冥福をお祈りするとともに、お寺の再興を祈ります。
 さて、空気が乾燥してきた際に私が最も身近に体感することは、木魚(魚鱗とも言います)の鳴り具合です。
 お経を上げるときにポクポクと叩く木魚ですが、もちろん空気中の湿度が高すぎるといい音では鳴りませんが、うちの木魚は、乾きすぎてもいい音が鳴りません。乾いていればいい音で鳴るというのが一般的なのでしょうが、うちの木魚はそうでもなく、適当な湿度でいい音が鳴ってくれます。なかなか気難しい木魚ですね。
 また木魚をたたくバイ(「倍」の人べんを木へんにした漢字 木魚のばちのことです)の跳ね返り具合が、湿度の高低によって変わってきますので、湿度が高い場合と低い場合には、長いお経を読むときなどの疲れに影響が出ます。適度な湿度だと、調子よくはねてくれて、叩きやすいのですね。これも不思議なものです。
 明後日ほどから何日か雨が降るとの予報です。これからは一雨ごとに春めいてきますね。

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