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五月飾り

 家内が端午の節句の飾りを出してくれました。長男が生まれたときに、両祖父母からいただいたものです。床の間に飾りましたので、後ろには軸物など…。先代が描きました「稚児文殊」を掛けました。
 文殊菩薩様は大抵の場合、獅子にまたがっていらっしゃいます。相方というわけではないでしょうが、お釈迦様を真ん中にお並びになるときは普賢菩薩様と一緒に並ばれますが、普賢菩薩様は象に乗っておられます。「稚児文殊」はこどもの日に合わせて、童子姿の文殊菩薩様を描いたもので、乗っている獅子もまた子獅子です。かわいらしいですね。これも細字で描かれております。実はこの絵は知人の新築祝いとなるはずでしたが、私が気に入って、お願いしてこちらにもらってしまったのでした。内緒…。

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