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落ち葉掃き

 以前にも書いたと思いますが、10年ほどまえなら桜の木から葉が落ちるのは12月でしたが、最近は9月頃から落ち始め、10月は今まさに落葉も盛りという感じです。日本の気候が変わってしまったせいでしょうかね。
 朝のお勤めの最後に、「中峰和尚座右の銘」というお経、と言うか、昔の偉いお坊さまの自戒の言葉を読みます。「末世の比丘、形沙門に似て、心に慚愧無く、身に法衣を着けて、思い俗塵に染む。口に経典を誦して、意に貪欲を憶い、昼は名利に耽り、夜は愛着に酔う。外持戒を表し、内密犯を為す。常に世路を営んで、永く出離を忘ず。偏に妄想を執し、既に正智を擲つ」という内容ですが、まったく耳が痛いことで、毎日読んで自戒していかなくてはなりません。
 そのあとに10の戒めが続くのですが、その9番めに「常に苕箒を携えて、堂舎の塵を掃え(つねにじょうしゅうをたずさえて、どうしゃのちりをはらえ)」、つまり毎日お掃除をしっかりしなさいよ、という文言があります。箒を持って、せっせと落ち葉を掃きますが、苦労して集めても、一陣の無情な風がまた落ち葉を散らします。「それもまた修行」と、苦にするでもなく掃き続けられればいいのですが、とてもとてもそこまでの修行はできておらず、桜の木に八つ当たりしたくなってきます。そこでこれぞ「現代の苕箒」よとばかりに、マキタの電動工具の集塵機を導入いたしまして、騒音と振動と共に、堂舎の塵を掃っております。堕落坊主とお叱りも予想いたしますが、
・足腰が楽
・風が吹く前に集塵できる
・毛虫(特にオコゼ)を手で触ってしまう危険性が減る
ということで、お許しを…。

このようにきれいに掃きましても…
たった30分でこうですもの…
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