最近、お寺宛にダイレクトメールが何通か来ました。「お寺の片付けを手伝います」という惹句で、要するに不要品を買い取りますという商売のようです。和尚なら片付けくらい自分でするよと思いましたが、まあ兼業されている方とかはなかなかお忙しいでしょうし、まとまった時間を割けない方には便利なサービスなのかもしれませんね。
そして片付けと称して不要品を見積もり、安く買い取って転売していくというスタイルで、買い取られた商品は最近ではオークション等にもよく出品されています。他寺の和尚さんの葬儀などでいただいた引き出物だな、と思うような品々はまあともかくとして、掛け軸などで箱書きに『〇〇寺蔵』とか書かれていると、どういった経緯でこれが売られるようになったのかと思い胸が痛くなることもありますし、「さすがにこんなものはオークションに出しちゃだめでしょ!」と思うようなものも出ていることがあります。たとえば京都や鎌倉とかの有名な大寺院所蔵と書かれた、大般若経600巻一揃いとか、十六羅漢の軸物16本セットとか、実際にネットに出されているものを見たことがあります。一体誰がどのような理由で出品したのでしょうかね? ちょっと怖いものがありますね。
不要品買い取り


