先日発表された今年の漢字は『熊』だそうですね。例年のように清水寺で森 清範 貫主さまが揮毫されました。
森老大師は善信寺先代住職と大学の同級生で、法相宗の方ながら臨済宗の大学に進学し、卒業後は臨済宗の専門道場で修行された方です。先代は親しくご親交いただいておりましたので、先代が描きました細字観音にも、賛を書いていただいたものが残っております。
ところで、ベネッセコーポレーションが行った、小学生に聞いた今年の漢字には、『楽』が選ばれたそうです。理由は「すごく楽しかったから!」だそうで、こちらまでなんだか妙にうれしくなり、楽しくなりました。とかく暗い話題ばかりの昨今、子どもたちが毎日が楽しいと感じてくれることに、私たちも安堵させられますね。



